2.経営のアドバイスを導入したきっかけ

経営のアドバイスを導入されたきっかけを教えてください。

税務を頼んでいる税理士さんとの対応は主に妻がしており、私は年に1回、書類の確認をすることしか接点がありませんでした。
そのため、私自身はあまりお金や経営のことについて踏み込んだお話はしていませんでした。

しかし、給料を決めるときも収益によって決めますよね。
でも、収益から具体的にどうやって給料を決めるのか、という事が詳しく分からず、もう少し気軽にお金について聞ける人がいれば良いな、と思っていました。

また、開業医をする前は勤務医として他の病院の心臓外科で働いていました。
そのため、経営には詳しくなかったんです。
開業したては忙しくて、あまりお金について考える余裕もなかったものですから…

そこで、竹田先生のところでは経営に関するアドバイスをお願いすることにしました。
わからないことや聞きたいことは、すべて竹田先生や高橋先生に聞いています。

3.実際にサービスを受けた感想

具体的にはどういったことを依頼されているんですか？

月に1度、高橋先生がきてくれて、その月の売り上げを見ながらアドバイスをもらっています。
その話を聞くと、ちゃんと今は経営が成り立っているのか、良くなっているのかという点がわかるんです。

機材の購入などでどうしても費用がかかっていた、などの、どこに費用がかかっているのかという経営上の問題点もわかります。
そうすると、リスクをどう分散させるかという相談もできるんです。

整形外科も開業したのですが、開業の際に受ける融資の見積もりも出していただきました。
銀行からお金を借りる時って、金利とかいろいろあるじゃないですか。
元利均等とか固定や変動など、難しいことが多くて。そういった相談もできて助かりました。

お金のことならよろず相談という感じで、なんでも聞けることが嬉しいです。

経営のアドバイスをしてもらったエピソードがあれば教えてください。

そうですね、病院特有のお金まわりのお話になりますが、

病院は診療報酬というものがあって、保険のお金が入ってくるのが2ヶ月後なんです。お金まわりにタイムラグがあるんですよ。

そのため、お金が今実際にいくらあって、いくら足りないのかわからない。帳簿にあるお金と、銀行に残っているお金が一致しなくて、非常にわかりにくかったんです。
お金がまわっていれば経営は大丈夫かな、くらいに思っていました。

しかし、「前年との比較で今はこのくらい、ここに経費がかかっている」ということがわかると、「あ、今はちゃんと伸びているんだ」と納得でき、経営についても徐々に理解が進んでいきました。

毎月売り上げについて繰り返しお話していると、ちゃんと大丈夫だって安心できたんです。

医者はどうしても自分が動かないとお金をもらうことができない職業です。

自分が病気になってしまえばお金は入らなくなりますが、それでも今後の見通しがつくようになるというのもメリットですね。

お金がどう動いているのかという仕組みをはっきりさせることができました。

サポートを受けていて、「良いな」と思うところはありますか？

お金のこと・経営のことが身近になるという点が良いなと思っています。

自分の後輩にも、最初はお金について自分で考えることも難しいのであれば、専門家についてもらうのはとてもいいよ、ということを伝えたいですね。
自分でお金・経営を考えることは非常に大事だと思っているので。

医者は仕事をしながらお金のことを考える機会が少ないです。
しかし、どうすれば利益が出るか、相続はどうするのかなど、お金を見る目がないとやっていけない部分もあると思うんですよ。

開業医で会計を頼んで、経営のアドバイスも頼むという人はなかなかいないと思います。
友人にもおすすめするのですが、やはり経費がかかることがネックだという声もあります。

しかし、竹田先生のところでは、普通にお話する感覚で経営のことがわかりますし、経費がかかる以上の利益が得られると思っています。

4.つばさ税理士法人への要望

つばさ税理士法人へ何か要望はありますか？

病院の経営に特化したアドバイスの幅が、今よりも広がればいいなと思っています。
もっと自分も経営に詳しくなっていきたいので。

あとは、竹田先生も最近お腹がでてきているのかなと（笑）
やはり仕事をするにも元気であることが第一なので、健康になってください！と願っています。